臨床指標

1病床利用率の推移(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
病 床
利用率
83.6% 84.4% 85.4% 86.9% 86.0% 83.9% 84.1% 84.6% 85.2%
病床利用率の推移
定義

病床数に対する毎日24時現在の在院患者の割合

分子 年間在院患者延数 ×100
分母 病床数(610)×365
説明

平均在院日数と病床利用率は病院の経営管理状態を示す指標の一つです。地域の中核病院である当院は、入退院の回転をスムーズにし、常に利用可能な病床を提供する必要があります。病床利用率が高い場合には、医療資源を有効に活用し効率的な医療が提供されていると評価できます。

2平均在院日数(社会保険届出)の推移(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
平均在院
日数
13.7 14.2 14.1 14.6 14.0 13.4 13.7 13.6 13.6
平均在院日数
定義

入院患者一人当たりの平均的な入院日数

分子 年間在院患者延数 ×100
分母 (年間新入院患者数+年間退院患者数)×1/2
説明

平均在院日数と病床利用率は病院の経営管理状態を示す指標の一つです。地域の中核病院である当院は、入退院の回転をスムーズにし、常に利用可能な病床を提供する必要があります。平均在院日数が短い場合には、患者に効率的な医療が提供され、患者の早期社会復帰も促進していると評価できます。

3紹介率・逆紹介率の推移(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
紹介率 69.1% 69.5% 73.8% 74.2% 74.0% 76.6% 83.3% 86.8% 84.8%
逆紹介率 35.8% 34.4% 38.6% 38.6% 42.5% 44.5% 56.4% 59.4% 55.2%
紹介率・逆紹介率の推移
定義

紹介率   =紹介状を持って受診した患者の割合
逆紹介率=他の医療機関へ紹介した患者の割合

紹介率
分子 紹介患者数+救急車来院患者数 ×100
分母 初診患者数
逆紹介率
分子 逆紹介患者数 ×100
分母 初診患者数
説明

当院を受診した患者のうち、他医療機関からの紹介で受診した患者の割合を示す指標。
地域における効率的な医療を提供するため、病院などの医療機関が他の医療機関と連携し、患者に最も適した医療を提供することが推奨されており、紹介率は「どのくらい他医療機関と連携できているのか?」の目安となります。

42週間以内の入院サマリー完成率(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
完成数 13,514 12,890 12,661 12,823 13,682 13,057 14,439 15,170 15,796
退 院
患者数
13,701 13,227 13,802 14,037 14,325 14,428 15,529 15,833 16,222
完成率 98.6% 97.5% 91.7% 91.4% 95.5% 90.5% 92.9% 95,8% 97,4%
2週間以内の入院サマリー完成率
定義

全退院患者の内、2週間以内にサマリー(診療要約書)を完成させた割合

分子 2週間以内のサマリー完成数 ×100
分母 退院患者数
説明

入院サマリーとは、患者さまの入院中の経過や治療内容を簡潔にまとめたものです。
また、これは患者さまの病歴や基本的な情報も記録されているので、退院後すみやかに完成されていることはとても重要です。
病院の医療の質を示す指標の一つです。

5再入院率(平成24年度~平成28年度)
24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
再入院数 1,100 1.089 1,012 1,189 1,073
退院患者数 13,191 13,163 14,231 14,361 14,852
再入院率 8.34% 8.27% 7.11% 8.28% 7.22%
再入院率
定義

退院から6週間以内に前回と同じ科で入院となったっ患者の割合

分子 退院後6週間以内の予定外再入院 ×100
分母 退院患者数
説明

退院患者さんの中には、退院後6週間以内に予定外の再入院をすることがあります。
その背景としては、初回入院時の治療が不十分であったこと、回復が不完全な状態で早期退院をしたこと、などの要因が考えられます。再入院率が低い場合には、入院期間中に十分な治療が行われたと評価できます。

6死亡退院率(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
死 亡
退院数
548 430 477 474 429 355 404 398 468
退 院
患者数
13,701 13,227 13,802 14,037 14,325 14,427 15,109 15,335 15,737
死 亡
退院率
4.0% 3.3% 3.5% 3.4% 3.0% 2.5% 2.7% 2.6% 3.0%
死亡退院率
定義

退院患者に対する死亡患者数の割合

分子 死亡退院 ×100
分母 退院患者数
説明

初めに、「死亡退院された患者の割合」というような、病院単位で行われた医療の結果を客観的に把握するシステムは我が国には存在しません。
なぜならば、病院ごとに特徴(職員数、病床数、ICUの有無、平均在院日数、地域の特性など)、入院患者さんのプロフィールなど(年齢、性別、疾患の種類など)を揃えなければ正確な比較は出来ないからです。従って、病院間の数値の比較を行うよりも各年の変化に着目します。

7剖検率(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
剖検率 22 17 11 14 23 14 11 17 12
死 亡
退院数
548 430 477 474 429 355 404 398 468
剖検率 4.0% 4.0% 2.3% 3.0% 5.4% 3.9% 2.7% 4.3% 2.6%
剖検率
定義

入院中に死亡された患者数に対する病理解剖された患者数の割合。

分子 剖検数 ×100
分母 死亡退院患者数
説明

剖検率とは、入院中に死亡された患者数に対する病理解剖(剖検)された患者数の割合をいう。
・病理解剖に対するご遺族の理解が必要であり、承諾が得られない場合もあるが、画像診断などの検査方法の進歩により、全国的にも剖検率は年々減少しているようである。
・剖検結果は、医師の卒後教育や将来の診療に役立つため、剖検率は医療の質を反映しているといえる。

8患者満足度調査結果(入院・外来)(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
外来 80.7% 81.8% 79.8% 82.0% 81.0% 76.4% 63.7% 80.1% 81.1%
入院 92.2% 91.1% 95.0% 92.8% 93.1% 95.8% 88.0% 93.3% 94.1%
患者満足度調査結果
定義

年に一度実施される満足度調査で満足と回答した人の割合

患者満足度(%)= 大変満足・やや満足 ×100
全回答数
説明

当院では毎年の患者満足度調査を通して、CS(顧客サービス)がきちんとできているかどうかを調べ、CS向上活動に力を注いでいます。
入院では約9割・外来は約8割の患者さまが当院に対して高い満足度を抱いていると考えますが、少しでも多くの患者さまがこの質問に「YES」と回答して頂けるよう、さらなる努力が必要と考えます。

9クリニカルパス適応率(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
適応件数 7,107 7,081 7,259 7,300 8,452 8,416 9,273 8,971 8,368
新入院
患者数
13,180 12,895 13,366 13,590 13,939 14,009 15,078 15,378 15,737
適応率 53.9% 54.9% 54.3% 53.7% 60.6% 60.1% 61.5% 58.3% 53.2%
クリニカルパス適応率
定義

入院患者に対するパスの適応となった患者の割合

分子 クリニカルパス適応件数 ×100
分母 新入院患者数
説明

クリニカルパスは標準的な医療のスケジュールをわかりやすく書式化したものです。医療の質は標準医療の準拠の程度によって測定されるとも言われています。
ばらばらな医療が提供されていては、安定した良い結果は得られません。標準化された医療を的確に提供するとともに、病態の変化に応じて早期に適切な対応をすることが質の高い医療であると考えます。

10高齢者の褥瘡対策実施率 (平成21年度~平成28年度)
21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
実 施
患者数
63 75 115 153 134 116 156 169
リスク
高齢者
442 584 675 749 770 912 973 1,119
実施率 14.3% 12.8% 17.0% 20.4% 17.40% 12.72% 16.03% 15.10%
高齢者の褥創対策
定義

入院時に褥瘡及び褥瘡発生リスクが認められた高齢者に対して褥瘡対策が実施された患者の割合

分子 分母のうち、褥瘡対策が実施された患者数 (DPCデータから把握) ×100
分母 入院時に褥瘡及び褥瘡発生リスクが認められた高齢患者(75歳以上)
条件

*分子は診療報酬上の「褥瘡ハイリスク患者ケア加算」が算定された患者により把握

11手術ありの患者に対する肺血栓塞栓症の予防対策の実施率(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
実 施
患者数
1,416 1,531 1,531 1,561 1,712 1,690 1,749 1,852 2,083
退 院
患者数
2,122 2,372 2,411 2,428 2,633 2,575 2,765 2,796 2,994
実施率 66.7% 64,5% 63.5% 64.3% 65.0% 65.6% 63.3% 66.2% 69.6%
手術ありの患者に対する肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
定義

手術を実施した患者のうち、肺血栓の予防対策を実施した患者の割合

分子 分母のうち,肺血栓塞栓症の予防対策(弾性ストッキングの着用・間歇的空気圧迫装置の利用・抗凝固療法のいずれか、または2つ以上)が実施された患者数 ×100%
分母 肺血栓塞栓症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数
条件

*分子は診療報酬上の「肺血栓塞栓予防管理料」の算定の有無から把握しています。また、抗凝固療法薬が処方されていた患者も計上しています。

説明

肺血栓塞栓発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した症例から「肺血栓塞栓予防管理料」が算定されているものを抽出しています。

条件

注意*「肺血栓塞栓予防管理料」(3,050円)は出来高で算定できるため、DPCにおいてもプラスになる

12手術ありの患者に対する肺血栓塞栓症の発生率(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
発 症
患者数
5 3 1 2 3 1 4 4 2
退 院
患者数
2,122 2,372 2,411 2,428 2,633 2,575 2,765 2,796 2,994
発生率
(%)
0.236 0.126 0.041 0.082 0.114 0.04 0.14 0.14 0.07
手術ありの患者に対する肺血栓塞栓症の発生率
定義

分子は様式1の入院後発症疾患名に「肺塞栓症」
分母は別表の危険因子手術の手術がある患者で、EFファイル上に同じ手術がある症例

分子 分母のうち、肺血栓塞栓発症を発症した患者数 ×100%
分母 肺血栓塞栓発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数
説明

入院時に褥瘡および褥瘡発生リスクが認められた75歳以上の患者にたいして、褥瘡対策を実施した症例を抽出しています。

13術後の大腿骨頸部骨折の発生率(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
発 症
患者数
1 3 1 2 0 0 0 0 0
在 院
延 数
4,479 4,531 4,508 4,326 4,410 4,505 4,734 4,810 4,707
発生率
(%)
0.022 0.066 0.022 0.046 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
術後の大腿骨頸部骨折の発生率
定義

手術を実施した患者のうち、大腿骨頸部骨折を発症した患者の割合

分子 分母のうち、術後に大腿骨頸部/転子部骨折を発症した患者数 ×100%
分母 手術を施行した患者の術後・在院患者延べ数
説明

転倒・転落により、骨折などの外傷が発生した場合、患者さんのQOLを低下させ、回復を遅延させるだけでなく、入院期間の延長に伴う医療費の増大等、様々な弊害をもたらします。ただし、職員が予防に全力を尽くしても、転倒・転落の危険因子を多く持つ患者においては予防が困難な場合があります。

14輸血製剤廃棄率(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
廃 棄
単位数
40 54 47 59 58 30 19 52 12
輸血数
+廃棄数
4,002 3,369 3,358 4,002 4,738 5,226 5,619 7,216 7,748
廃棄率 1.0% 1.6% 1.4% 1.5% 1.2% 0.57% 0.34% 0.72% 0.15%
輸血製剤廃棄率
定義

輸血用血液・血液製剤のうち廃棄された血液・血液製剤の割合

分子 廃棄赤血球製剤単位数 ×100
分母 (輸血赤血球製剤単位数+ 廃棄赤血球製剤単位数)
説明

輸血製剤の廃棄率は、提供された血液が無駄なく適切に使用されているかどうかを示すよい指標となります。

15アクシデント比率(レベル3以上)(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
レベル3
以上
報告数
39 29 16 12 33 140 140 228 199
報告数 2,528 3,210 2,290 2,874 3,385 4,131 3,912 3,930 3,944
アクシ
デント
比率(%)
1.54 0.90 0.70 0.42 0.97 3.39 3.58 5.80 5.05
アクシデント比率(レベル3以上)「平成20年度~平成24年度」
定義

院内で発生したインシデント・アクシデント報告のうち、レベル3以上の報告数

分子 レベル3b以上の報告数 ×100
分母 全インシデント・アクシデント報告数
説明

院内で発生した医療事故を出来る限り収集し、対策を講じることで、重大な医療事故(アクシデント)の発生を防ぐことが重要です。

16院内で発生した針刺し件数(平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
針刺し
件 数
26 36 36 38 31 36 35 20 21
院内で発生した針刺し件数  (平成20年度~平成24年度)
定義

院内で発生した針刺し事故の件数

説明

院内の針差し・体液暴露件数を把握して、原因を分析し、感染防止対策につなげることが重要です。

17転倒・転落発生率(平成24年度~平成28年度)
24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
発生率 0.24% 0.17% 0.18% 0.17% 0.19%
分子 464 313 338 322 352
分母 191,487 186,869 187,243 187,243 189,602
転倒・転落の結果、骨折・頭蓋内出血が発生した件数
定義

院内で発生した転倒・転落の結果、骨折・頭蓋内出血が発生した件数

説明

院内で発生した医療事故を出来る限り収集し、対策を講じることで、重大な医療事故(アクシデント)の発生を防ぐことが重要です。

18褥瘡有病率・褥瘡発生率 (平成20年度~平成28年度)
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
有病率 2.37% 2.13% 2.28% 2.34% 2.26% 2.36% 2.02% 2.41% 2.72%
発生率 1.08% 0.85% 1.01% 0.92% 1.49% 0.99% 0.58% 0.82% 0.70%
褥瘡有病率・褥瘡推定発生率
定義

有病率=調査日に入院している患者のうち褥瘡を保有する患者の割合
 発生率=当院で褥瘡が発生した患者の割合

有病率
分子 調査日に褥瘡を保有する患者の割合 ×100
分母 調査日の入院患者数
発生率
分子 調査日に褥瘡を保有する患者の割合 -
入院時既に褥瘡保有が記録された患者数
×100
分母 調査日の入院患者数
説明

褥瘡予防対策は患者さんに提供されるべき医療の重要な項目の一つであり、発生件数の低下は医療の質の指標となります。ここでは有病率と発生率の両方を把握することでさらなる褥瘡対策の実施へ向け取り組んでいます。

19疾病大分類別 [診療科別 退院患者数]と[性別 年齢階層別 退院患者数]
              平成25年度(pdf)
      平成26年度(pdf)
      平成27年度(pdf)




関東労災病院

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神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
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