治療について(脳神経外科)

脳動脈瘤の治療

脳動脈瘤の開頭手術(開頭クリッピング)

開頭クリッピングが
根治性の高い標準的な治療法です

脳動脈瘤のネック(入り口)をクリップで閉塞して治癒します

脳動脈瘤の血管内治療

脳底動脈瘤に対するコイル塞栓術
プラチナコイル
プラチナコイル
 

脳底動脈瘤は開頭手術が難しいので血管内治療を選択します。
開頭せずX線透視下にカテーテルを動脈瘤内に進めて、プラチナコイルを挿入して動脈瘤を閉塞します。



脳動脈瘤ができている画像
①コイルを動脈瘤内に挿入 ②動脈瘤はコイルで完全に閉塞されました

パイプラインステント

パイプラインステント
(Flow diverter ステント)
※パイプラインステントというのは細い金属の糸で編んだ土管のような形をした筒です。
動脈の中に留置すると細かい網目が動脈瘤内に血液が流入するのを抑えて動脈瘤内に血栓を作りやすくします。
時間がたつと動脈瘤は血栓で閉塞し治癒します。
脳動脈瘤へ流入する血流を変えるという意味でflow diverter(流れを変える)ステントと呼ばれています。

63歳女性の症例

内頚動脈瘤
大きさ13mm

視神経に接した開頭手術が難しい症例で、今まではコイル塞栓術で治療してきましたが、完全治癒が難しく再発することも多かったです。
パイプライン治療によりコイルを使わずに完全に治癒し、再発することもなくなりました。

治療前 6ヵ月後
内頚動脈眼動脈分岐部に動脈瘤を認めます パイプラインステント留置
(4.75x16mm)
動脈瘤は完全閉塞しました

73歳女性の症例

視力低下で発症した巨大脳動脈瘤
開頭手術でも血管内治療でも難しい症例


内頚動脈瘤
大きさ28mm

巨大脳動脈瘤は開頭手術では治療困難であり、通常の血管内治療(コイル塞栓術)でも治療困難です。
パイプラインステント治療で完全治癒が可能となりました。

パイプライン

コイル
治療直後 6ヵ月後
パイプラインだけだと、完全に血栓化するまでに動脈瘤が破裂する危険が高いので、コイルを併用します。 動脈瘤は造影されています
(4.75x16mm)
新たな後遺症なく動脈瘤は完全閉塞しました

関東労災病院

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