新生児聴覚スクリーニング

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赤ちゃんを抱っこしたお母さんのイラスト

「新生児聴覚スクリーンニング」と<>は、新生児(生まれてから30日以内の赤ちゃん)の聴力検診のことです。
この検査方式は1990年代に米国から始まって世界的に広まり、わが国でも98年から実施する地方自治体が見られるようになりました。

聴覚障害、難聴があると話が聴き取れず会話に困ります。
それに赤ちゃんの時から難聴のままでいると、音や声に気付きにくいため言語の発達が遅れます。
しかし、すぐに補聴器や手話を活用して教育を始めれば、発達はとても順調なのです。そのため早期発見が切望されてきました。

検査は2種類あり、音に対する反応を脳波で検出するものと、内耳の機能を測定して自動判定するものです。
通常は赤ちゃんが動いて検査波形が乱れないように薬で眠らせてから検査をしますが、よく眠っている新生児のころに最近開発された検査方法を用いればその必要はありません。
検診が行われる場合、生まれてすぐ、産科入院中に受けることになります。
ご希望があれば検査のみを行う施設もあり、当院でもご相談をお受けしています。

スクリーニングの結果、難聴の発生率は1,000人に1人か2人くらいということがわかっています。
しかし、これらの検査にパスしなくても、難聴と診断されたわけではありません。
反応が不明確なため、精密検査が必要ということなのです。
というのは、生まれて間もないころは耳の穴や鼓膜の奥に羊水が残っていたり、単に神経の発達がゆっくりのため、聞こえの反応が実際より悪く出てしまう場合もあるからです。
さらに詳しい検査が必要といわれたら、まず耳鼻咽喉科の専門施設を紹介してもらい、必ずすぐに受診してください。
専門医が詳しく説明しながら成長に合わせた検査を行い、今後に対応します。

また、検診で問題なしとされても、その後の聴力低下についてはわかりません。
実際、幼児になって聴力が低下した例も報告されています。
聴覚は重要な感覚器で、難聴は分かりにくい障害です。
この検診の後も定期健診をしっかりと受け、音への反応や言葉の発達などが気になったら、医師や保健婦に何でもご相談ください。
大切な子供達の健康を守り、豊かな成長を支援したいと願います。

こちらの特集は、神奈川新聞に掲載された『大丈夫ですか?心と体』を当院ホームページ用に再構成したものです。

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