耳鼻咽喉科・頭頸部外科

治療方針

患者さんの病状にあった治療法を選択し、ご満足いただけるように努めています。
また、入院加療ではクリニカルパスを導入し、医療の質のさらなる向上と入院期間の短縮を心がけています。

診療科の特色・対象疾患

外来

一般外来診療は初診、再診ともに原則として月曜日から金曜日までの毎日受け付けていますが、火曜日と木曜日は手術日のため再診の予約を制限しています。
一般外来では耳鼻咽喉科疾患全般を扱っており、専門外来として難聴・補聴器外来、平衡機能検査、下咽頭・食道造影検査、頸部腫瘍性病変に対する超音波検査・穿刺吸引細胞診などを行っています。
難聴・補聴器外来では成人症例での補聴器のフィッティング、新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査、小児難聴の聴覚管理や教育など、平衡機能検査では電気眼振計を使用した各種検査を、下咽頭・食道造影検査では嚥下障害や頭頸部腫瘍の症例の精査を行っています。
アレルギー性鼻炎に対する下鼻甲介粘膜のレーザー焼灼術、顔面頸部の小手術、頸部リンパ節摘出術などは日帰りで行っております。その他、労災病院の特徴として、騒音性難聴や頭部外傷後のめまい症例の診療や障害等級の認定業務も行っています。29年度の1日平均外来患者数は約74名です。

入院

入院加療を行うのは①耳科・鼻副鼻腔・口腔・咽頭・喉頭の手術患者、②頭頸部腫瘍患者、③上気道の急性感染症、④突発性難聴・顔面神経麻痺などです。
①慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎、鼻中隔彎曲症、慢性副鼻腔炎、慢性扁桃炎、声帯ポリープなどの疾患が対象となります。保存的加療が無効と考えられる症例には積極的に手術を行っています。また補聴器の装用効果が見込めない難聴症例に対しては、人工内耳埋め込み術を施行しています。
②鼻副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、唾液腺、甲状腺の良性および悪性腫瘍、頸部嚢胞性疾患などが挙げられます。良性疾患では大きさや年齢などを考慮して経過観察することもありますが、原則的には手術による摘出術を行っています。悪性疾患では手術・放射線療法・化学療法を組み合わせた集学的治療を行っております。手術で再建が必要な症例では形成外科と、放射線療法を行う症例では放射線科と、残念ながら治療効果が見込めない症例においては緩和ケアサポートチームとの連携を図りながら、よりよい治療をめざしています。
③④外来加療では対応できない症例に対して入院による加療を行っています。緊急入院となる場合でも迅速に対応しますのでご安心下さい。
その他睡眠時無呼吸症候群に対し1泊入院の終夜ポリソムノグラフィーによる検査を行い、適応があればCPAP療法を導入しています。

主な検査、医療機器

聴覚検査 純音聴力検査、語音聴力検査、耳鳴検査、後迷路機能検査、インピーダンスオージオメトリー(ティンパノメトリー、耳小骨筋反射)、耳管機能検査、聴性脳幹反応(ABR)、聴性定常反応(ASSR)、耳音響放射(OAE)、乳幼児聴力検査(BOA、COR)、補聴器適合検査
平衡機能検査 電気眼振計(ENG)、重心動揺計
嗅覚検査 基準嗅力検査(T&T)、静脈性嗅覚検査
味覚検査 電気味覚計、濾紙ディスク法検査
内視鏡検査 鼻咽腔用軟性ファイバースコープ、電子内視鏡
その他 炭酸ガスレーザー装置

診療実績

手術名称 2017年度
件数
1 口蓋扁桃手術(摘出) 80
2 内視鏡下鼻中隔手術1型(骨、軟骨手術) 68
3 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) 68
4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 43
5 鼓室形成手術 38
6 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 37
7 扁桃周囲膿瘍切開術 31
8 アデノイド切除術 29
9 乳突削開術 24
10 リンパ節摘出術(長径3cm未満) 24
11 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 20
12 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) 14
13 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) 10
14 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) 8
15 気管切開術 7
16 先天性耳瘻管摘出術 6
17 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 5
18 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 5
19 気管切開孔閉鎖術 4
20 頬、口唇、舌小帯形成手術 4
MDC6名称 2017年度
件数
1 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 99
2 突発性難聴 86
3 扁桃、アデノイドの慢性疾患 78
4 慢性副鼻腔炎 65
5 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 57
6 前庭機能障害 55
7 睡眠時無呼吸 44
8 頭頸部悪性腫瘍 31
9 顔面神経障害 24
10 滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞 23
11 非ホジキンリンパ腫 22
12 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 21
13 鼻中隔弯曲症 18
14 聴覚の障害(その他) 13
15 甲状腺の悪性腫瘍 11
16 上気道炎  10
17 声帯の疾患(その他) 9
18 先天性耳瘻孔、副耳 7
19 手術・処置等の合併症 7
20 リンパ節、リンパ管の疾患 5

ガイドライン一覧


   ● 耳鼻咽喉科診療ガイドライン(pdf)


診療スタッフ

調所 廣之(ずしょ ひろゆき)
**
役   職 名誉院長
専 門 分 野
耳鼻咽喉科
聴覚・嗅覚
災害医学
労働衛生
所 属 学 会 医学博士
日本耳鼻咽喉科学会
日本気管食道科学会
日本医師会
日本職業・災害医学会
日本鼻科学会
日本耳科学会
日本喉頭科学会
日本騒音制御工学会
日本職業・災害医学会
日本形成外科学会
日本めまい平衡医学会
日本聴覚医学会
日本口腔咽頭学会
日本頭頚腫瘍学会
日本賠償科学会
  
専門医・認定騒音性難聴担当医 
認定医  
認定産業医
認定労災補償指導医
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
資   格
労働衛生コンサルタント  
出 身 大 学
昭和大学医学部大学院 昭和47年卒業
メッセージ なんと言っても早期発見・早期治療
論文や著書    
杉尾 雄一郎(すぎお ゆういちろう)
**
役   職 部長
専 門 分 野
中耳手術
聴覚・平衡覚障害の診断と治療
所 属 学 会 日本耳鼻咽喉科学会
日本めまい平衡医学会
日本職業・災害医学会
専門研修指導医・専門医・騒音性難聴担当医・補聴器相談医
めまい相談医
労災補償指導医
資   格
 
出 身 大 学
昭和大学 平成3年卒業
メッセージ   
論文や著書  


伊藤 彩子(いとう あやこ)
**
役   職 医員
専 門 分 野
耳鼻咽喉科学
所 属 学 会 日本耳鼻咽喉科学会 専門医  
資   格
 
出 身 大 学
帝京大学 平成14年卒業  
メッセージ   
論文や著書  


門田 哲弥(もんでん てつや)
**
役   職 医員
専 門 分 野
耳鼻咽喉科 一般
所 属 学 会 日本耳鼻咽喉科学会
日本頭頚部外科学会
耳鼻咽喉科臨床学会
日本聴覚医学会
日本気管食道科学会   
専門医・騒音性難聴担当医・補聴器相談医
  
  
  
  
資   格
身体障害者指定医
耳鼻咽喉科専門研修指導医
出 身 大 学
昭和大学 平成17年卒業
メッセージ   
論文や著書  


武田 悠輝(たけだ ゆうき)
**
役   職 医員
専 門 分 野
  
所 属 学 会   
資   格
 
出 身 大 学
  
メッセージ   
論文や著書  


高橋 稚菜(たかはし わかな)
**
役   職 医員
専 門 分 野
耳鼻咽喉科学
産業医学           
所 属 学 会 日本耳鼻咽喉科学会
日本皮膚科学会
日本抗加齢医学会
日本産業衛生学会
登録医  
登録医
登録医
登録医
資   格
産業医学総合実習修了・産業医
厚生労働省健康局長認定 緩和ケア研修会修了者
NPO日本食育インストラクター 
AHA-BLS for Healthcare Provider
日本静脈学会認定 弾性ストッキング・コンダクター
出 身 大 学
産業医科大学 平成27年卒業  
メッセージ 一人一人親身に対応致します。
宜しくお願いします。
論文や著書  


石井 由希子(いしい ゆきこ)
**
役   職 医員
専 門 分 野
耳鼻咽喉科 一般
所 属 学 会 日本耳鼻咽喉科学会
日本めまい平衡医学会
専門医・補聴器相談医
  
資   格
 
出 身 大 学
奈良県立医科大学 平成14年卒業
メッセージ 耳鼻咽喉科一般の診療をさせていただいています。
何かありましたら、気軽にご相談ください。  
論文や著書  


本間 那奈(ほんま なな)
**
役   職 医員
専 門 分 野
耳鼻咽喉科
所 属 学 会 日本耳鼻咽喉科学会
  専門医
資   格
 
出 身 大 学
札幌医科大学 平成16年卒業
メッセージ 丁寧な診察や手術を心がけています。   
論文や著書  






関東労災病院

〒211-8510
神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
(最寄り駅:元住吉、武蔵小杉)
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:044-434-6333