小児科

診療科の特色

 関東労災病院小児科は、「院内で生まれた赤ちゃんの診療」、「専門外来に定期通院する患者さんの診療」、「入院患者さんの診療」、「発熱、咳、嘔吐、下痢、頭痛、腹痛などの症状で外来受診する患者さんの診療」という4つの分野に分けられます。どの分野のお子さんでも、総合的な観点で診療するよう努めています。
 外来は午前の一般外来と午後の専門外来との2種類があります。入院は2病棟に別れて合計5床、新生児室3床と整形外科病棟内にある小児4人部屋部屋のうちの2床です。非常勤医師の協力もいただき、新生児から中学生までの小児を対象に、標準的なプライマリケアと総合診療を提供できるように努めています。

診療方針と対象疾患

1新生児医療

 産科と連携をとっての院内出生新生児の診療は、関東労災病院小児科の重要な役割となっています。年間約1200人のすべての新生児に対して、小児科医師が診察をおこなっています。在胎35週以上かつ推定胎児体重2000g以上で、新生児集中治療室を必要としない状態の新生児にできるかぎり対応します。黄疸、軽症の呼吸障害、低血糖などが主な入院疾患です。当院での対応が困難と考えられる患者さんは、近隣の施設へ新生児搬送し診療をお願いしています。

2小児入院診療

 主に、軽症から中等症の急性肺炎、気管支炎、感染性胃腸炎、脱水症、気管支喘息発作、川崎病などの疾患に対して入院診療を行なっています。未就学児は家族の付き添い入院、就学時から付き添いなしのお預かり入院としています。ご紹介のときは事前に電話をお願いいたします。重症例やより高度で専門的な診療を要する場合には、周辺の高次医療機関へ紹介転院、診療を継続していきます。

3外来診療

  平日午前は、常勤医と非常勤医の1~3名体制で外来診療をおこなっています。
紹介状のない方も事前予約のない方も時間内に受付していただければ診療させていただきます。より専門性のある小児診療が必要な場合など、ご家族の希望もうかがって、より高度・専門性のある医療機関に紹介することもあります。小児科以外の診療科への紹介も可能です。希望があれば他科への院内紹介もしています。

 午後の外来はすべて予約が必要です。
大学病院や国立成育医療研究センターなど数ヵ所の施設からの非常勤医師に月1回から2回、心臓外来、腎臓外来、内分泌外来、股関節エコー外来を完全予約制でおこなっています。
初診の患者さんは、事前に電話予約をとっていただいてから紹介状を持って専門外来に受診することも可能ですので、小児科外来に電話相談してください。

 1ヶ月健診・乳幼児健診を毎週火曜日・金曜日午後におこなっています。
予防接種外来を毎週月曜日午後におこなっています。
時間外の診療は常勤医師が少ないため行なっていません。
夜間の救急診療は、月2回の川崎市小児2次輪番病院担当日のみとなっています。
また、臨床研修指定病院のため、小児科研修中の初期研修医も指導医と一緒に診療にあたっています。

午後の専門外来について(全て完全予約制)

心臓外来:(第3木曜、第4火曜)

非常勤の東大医師(第3木曜)、日本医大医師(第4火曜)が担当します。
先天性心疾患や川 崎病などのフォローアップを行っています。

腎臓外来(第2・4木曜)

非常勤の国立成育医療センター医師が担当します。
先天性水腎症、尿路感染症、急性・慢性腎炎、夜尿症などの フォローを行っています。

内分泌外来(毎週木曜:仁村、第1木曜:非常勤東京大学医師)

低身長、甲状腺疾患などの各種内分泌疾患のフォローを行っています。

診療実績

年度(1月~12月) 9階新生児室入院患者数 8階西入院患者数
平成29年 236人 57人
平成28年 240人 76人
平成27年 183人 64人
平成26年 246人 72人
平成25年 179人 82人
平成24年 154人 96人
平成23年 125人 144人
平成22年 143人 215人
平成21年 125人 156人
平成20年 103人 241人
平成19年 92人 302人

28年8階西病棟(1月~12月)    57  
 急性気管支炎・急性肺炎 11
 RSV呼吸器感染症 10
 新生児黄痘 8
 川崎病 2
 急性腎盂腎炎 6
 急性咽頭炎、編桃炎 2
 アデノウィルス感染症(胃腸炎) 1
 新生児の発熱(ウイルス感染) 3
 ウイルス性胃腸炎、脱水症 2
 ロタウイルス胃腸炎、脱水症 4
 気管支喘息発作 2
 インフルエンザA 1
 突発性発疹症 1
 熱性けいれん 1
 多型滲出製性紅斑 1
 急性副鼻腔炎 1
 鎖骨骨髄炎 1
28年9階新生児入院患者数(1月~12月)    240  
 黄疸 130
 呼吸障害   73
 低血糖   22
 仮死    2
 細菌感染症疑い    2
 低出生体重児    6
 低酸素性脳症の疑い    1
   
 
   
   
   
   
   
   
   
   

手術名称 2017年度
件数
1 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 3
2 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 1
     
     
     
MDC6名称 2017年度
件数
1 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 153
2 肺炎等 9
3 腎臓または尿路の感染症 6
4 ウイルス性腸炎 5
5 喘息 5
6 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 4
7 川崎病 4
8 インフルエンザ、ウイルス性肺炎 3
9 アレルギー性紫斑病 1
10 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) 1
11 急性副鼻腔炎 1
12 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 1
13 骨髄炎(上肢以外) 1
14 紅斑症 1

診療スタッフ

藤岡 憲一郎(ふじおか けんいちろう)
**
役   職 部長
専 門 分 野
小児科学 一般
所 属 学 会 日本小児科学会
日本小児科医会
日本周産期・新生児医学会
日本小児保険協会
専門医
地域総合小児医療認定医
  
     
資   格
PALSコース修了者
NCPR新生児蘇生法「専門(A)コース」修了者  
出 身 大 学
新潟大学 昭和62年卒業
メッセージ 安全で安心できる医療をこころがけます。
論文や著書   
仁村 敦子(にむら あつこ)
**
役   職 副部長
専 門 分 野
小児科学
小児内分泌疾患(主に低身長)
所 属 学 会 日本小児科学会
日本内分泌学会
専門医
資   格
BLS プロバイダー
NCPR プロパイダー
PALSプロバイダー
出 身 大 学
山形大学 平成5年卒業
メッセージ 家族にも寄り添う診療を目指しています。
論文や著書   


馬塲 理絵(ばば りえ)
**
役   職 医員
専 門 分 野
小児一般
所 属 学 会 日本小児医科学会
専門医
資   格
 
出 身 大 学
兵庫医科大学 平成12年卒業
メッセージ  
論文や著書  









関東労災病院

〒211-8510
神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
(最寄り駅:元住吉、武蔵小杉)
診療受付のご案内
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再診予約(各診療科へ)
(平日14:00~16:30)
人間ドック予約
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