相手の「変化」に注目 ~早期発見の方法~

              
   
          
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 いろいろ「心の病」について話してきました。では、心の病にかかったかどうか早めに見極める方法はあるのでしょうか。それは、常日頃接している人の「変化」に注目することです。
 私たちは朝起きて、家族に「おはよう」とあいさつをします。いつもは返事があるのにそれがないと、「何かあったのかな」と心配します。「どうかしたの」と聞くと「うるさい」と言われることがあると余計に心配します。 これは変化です。気になることがあって眠れなかったとか、ざわついて落ち着かないとか、気がめいっているとか口に出して言えない事情がその変化の背景にあるのです。
 これを会社に当てはまると、仲間に変化の兆が現れたことをいち早く見つけることができます。会社に着いたら職場でお互いに「おはようございます」とあいさつをしましょう。前日に何かあって腹の虫が収まらないまま朝を迎えた人は不機嫌な顔するでしょう。「何か事情があったのだろう」と相手を思いやり、やり過ごすことも大切です。
「どうしたんですか」としつこく聞くとこじることもあります。でもいつもと違う様子が続くようでしたら、「失礼ですが、具合が悪いと違いますか」と声をかけることです。目に笑みを浮かべて「いいえ、大丈夫です」というかもしれません。
 しかし、目に笑みを浮かべても口元にこわばりがみえたら「いつもと違うな」と捉えてください。何か事情があったのではないかと推し量ることが大切です。「整容(身だしなみ)」という点を重視し、病気の目安にすることもあります。あることで悩んでいる人が派手な服装をし、目立つことで自分の劣性をはね返そうとしていることが考えられます。逆に乱れも同じです。
 
 最近は行動なども個性がもてはやされていますが、行き過ぎではないでしょうか。個性的な振る舞いは意外にも悩みを抱えての行動だったと後になり分かることがままあるからです。
身近なことで分かることも述べましたが、大事なことはそっとしてあげること。また逆に聞こえますが家族や上司など、患者と関わりのある人に情報を提供し、一緒に対応策を考えることです。
こちらの特集は神奈川新聞に掲載された『大丈夫ですか?心と体』を当院ホームページ用に再構成したものです

 

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