鼻出血を伴う顔の骨折

              
   
          
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 交通事故やスポーツの事故、けんかなどで顔面を強くぶつけると、顔面骨折をときに起こします。鼻や頬骨は出っ張っているので骨折しやすい部位です。 
顔をぶつけた時に鼻出血があり、さらに鼻や頬の皮下出血、変形があるときは骨折の可能性があります。鼻や頬の骨折では顔つきが変わってしまう他に、骨折に伴う様々な症状や合併症が問題になります。
 鼻骨骨折では、鼻の奥にある頭蓋底も一緒に折れる場合があり、嗅覚が無くなったり、脳の周囲にある髄液が鼻を通って漏れたり、最悪、髄膜炎や脳膿瘍を起こすことがあります。
頬骨骨折では痛くて口が開かない、咬めない、頬の感覚が鈍いといった症状が出ます。
鼻骨や頬骨に骨折がある時に鼻を強くかむと、骨折部を通って空気が頭蓋内に入ったり(気脳症)、頬の皮下に出て急激に頬が腫れ上がったりします(皮下気腫)。

 手術方法は骨折部位や程度により変わります。骨のズレが無いときには手術をしないこともあります。受傷してから時間がたつと骨が固まって動きにくくなるので、1週間以内に手術をするのが望ましいです。
 他にも、目を拳で殴られたり、テニスボールなどが強く当たったりすると、薄い眼球周囲の骨が骨折を起こします(眼窩底骨折)。この場合、鼻出血や眼痛、頭痛を起こしたり、眼が凹んだりすることがあります。眼球を動かす筋肉が骨折部にひっかかり動きが鈍くなると、物が二重に見えます。  
 骨折部に筋肉がはまり込み、眼が動かないときには手術が必要です。眼の動き具合によっては様子を見ることもあります。眼窩底骨折でも鼻を強くかむと骨折部を通って眼の周囲に空気が入り、眼が突出します。更に感染源となりますので注意が必要です。物が二重に見えるときは両眼で見るリハビリテーションが大切です。眼帯などで片眼を覆うと良くなることはありません。
鼻、頬、眼球周囲の骨、どの部位の骨折でも鼻出血があるときは鼻をかまないで冷却してください。
 顔の骨折に関する診察、検査、手術には専門的な知識が必要となるので、顔の骨折を疑った場合には形成外科のある病院を受診することをお勧めします。
   
こちらの特集は神奈川新聞に掲載された『大丈夫ですか?心と体』を当院ホームページ用に再構成したものです

 

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