顔のシミ

            足立真
           
   
          
        皮膚科 部長 足立 真
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 一般に「シミ」といわれているものには「雀斑」「肝斑」「老人性色素斑」などが含まれます。
 雀斑は若くて色白の人に多い顔の中央などの露出部に多発する小さな色素斑で、夏の強い日差しに当たると悪化します。肝斑は30~40代の女性の頬に見られる淡褐色斑で、紫外線により色が濃くなります。また、老人性色素斑は中年以降の人の顔、前腕などにできる褐色斑で、長年、日光に当たってきたことが原因です。
 これらのいわゆるシミは紫外線の刺激により皮膚の色のもとになるメラニンが増加したのが原因です。シミは1度できてしまうと、消すには大変な時間と労力がかかります。このため夏場の強い紫外線から顔などをしっかり防御することが1番です。それには紫外線の強い正午前後の2時間の外出は控えましょう。
 外出する場合は日傘、帽子、襟巻き、長そでシャツなどで皮膚にあたる日光を減らすとともに露出部には日焼け止め(サンスクリーン剤)を塗りましょう。サンスクリーン剤の効果は、SPF(Sun Protection Factor)という数値で表示されています。海水浴などではSPF20以上、ドライブなどではSPF10程度が必要です。車や室内にはガラスがあり、紫外線の心配は少ないと思われる人も多いですが、シミやしわの原因になる紫外線はガラスを透過するので、サンスクリーン剤を忘れずに塗ってください。  
 
 それでも防御がうまくいかず、日焼けをしすぎて顔などにシミができた場合の最新の治療法を紹介します。美容皮膚科などで広く使われているものとしてメラニン生成阻害剤のハイドロキノン(肌の漂白剤)などもあります。肝斑にはハイドロキノンを塗ると効果があり、老人性色素斑にはメラニンを確実に破壊するレーザー治療が最も効果的です。また、一般にこれらのシミ治療は保険が適用されないので、治療費もあわせて医療機関で相談してください。
※当院では形成外科でシミのレーザー治療をおこなっています。
こちらの特集は神奈川新聞に掲載された『大丈夫ですか?心と体』を当院ホームページ用に再構成したものです


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