積極的治療も考えて~夜尿症~

              
           
   
          
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    誰でも『おねしょ』をして、大人に見つかり、叱られて怖い思いをしたり、トイレに行くことを忘れて寝てしまったことを後悔した経験があると思います。 5~6歳を過ぎても毎日『おねしょ』がある場合は、『夜尿症』として積極的に治していくことを考えてもいいと思います。個人差はありますが、適切な生活指導や治療を受けると、より早く『おねしょ』から卒業できる子どもがいるからです。
    『夜尿症』のほとんどは、膀胱が小さいか、夜間のおしっこの量が多いためと考えられています。そこで、家でできる治療の一つに、日中だけできるだけトイレに行くのを我慢して膀胱を広げる訓練があります。
  また、夕食を少し早めにとり、知るものや果実を控え、夕食後に水分をとらないなどの工夫で、夜間のおしっこの量を減らすことができます。それでもよくならない場合は、膀胱を大きくする薬や夜間の尿量を減らす薬で治療します。
           
 実際は、小学校入学時でも約1割の子どもが『おねしょ』をしているといわれています。成長とともに減ってきますが、
(1)日中もトイレを我慢できない
(2)いつもパンツがぬれている
(3)しばらく『おねしょ』がなくなってからまた始まった
などは『尿崩症(抗利尿ホルモンの低下などで起こる)』『腎泌尿器疾患』『脳腫瘍』などが見つかることもあるので、早めに受診することをお勧めします。
 多くの『夜尿症』の子どもは劣等感や罪悪感を持つため、内向的になりがちです。また、『おねしょが治らないのは親の育て方やしつけが悪いから』と言われて悩んでいる人がいます。後日、『おねしょ』が治ったら見違えるように明るくなり成績も良くなったと、うれしそうに話してくれた人もありました。
 『おねしょ』の治療はその時々のベストな方法を考えるのが大切です。薬を飲むことが苦手な子どもには生活指導でしばらく様子を見てもいいと思います。また、牛乳を飲むと夜尿症が増えるといわれていますが、遅くに塾から帰ってきて牛乳を飲んでホッと安らげるのならば、飲ませてあげたいですよね。『おねしょ』治療の三原則は『あせらず』『おこらず』『起こさず』といわれています。そして、夜尿症の子どもと家族が、毎日を楽しく過ごせることが一番だと思います。
 
こちらの特集は神奈川新聞に掲載された『大丈夫ですか?心と体』を当院ホームページ用に再構成したものです

 

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