病院長ご挨拶

病院長

病院長 佐藤 譲

 平成25年4月より院長に就任した佐藤 譲です。私は平成5年に関東労災病院に消化器内科部長として赴任しました。平成10年から14年まで関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)に転出しましたが、平成14年から当院に戻り、副院長として病院運営に参画してきました。

関東労災病院は、昭和32年6月に開院して以来、数次にわたる増改築を繰り返し、平成19年に新築工事が終了しました。現在32診療科、病床数610床の総合病院として診療を行っております。  

当院が位置する川崎市中原区は、人口23万人と、川崎市の中で最も人口が多い地区となっており、武蔵小杉駅を中心に高層マンション建設等再開発事業と交通インフラの整備が進行しており、今後も武蔵小杉の再開発によって人口の増加が見込まれています。 このような環境の中、関東労災病院は「地域のランドマーク病院」となることを目指しています。この土地で生まれ、あるいは育ち、あるいは暮し、子供を育て、年老いていく住民のみなさまの人生の中で、困ったときにふり仰げばそこにあり、一番頼りになる。そんな病院となることを、職員全員の志としています。

あれは平成23年3月11日、東日本大震災の日でした。私は午後から神奈川県総合医療会館で開催された講演会に出かけ、そこで大地震にあいました。交通網が遮断された中、歩いて関東労災病院に戻って参りました。日が暮れて、綱島付近からの広範な停電のため、あたりは闇に閉ざされていました。やっとの思いで元住吉にたどり着いた私の目に飛び込んできたのは、自家発電により煌々と明かりが灯る関東労災病院の姿でした。外来フロアでは、救急外来患者および帰宅困難者を収容するために多くの職員が立ち働いていました。私は、これぞ、まさしく地域のランドマーク病院の姿だと思いました。

地域のランドマーク病院とは具体的にはどんな病院でしょうか。

それは、あなたの一番大切な人がもし重い病に倒れた時に、患者さんと家族が納得できる高水準の医療技術を提供できる病院です。大切な人が入院した時、満足できるケアを提供してくれる病院です。入院、外来を通じて、患者さんに安全で安心な形で、検査、手術、投薬を提供できる病院です。

当院は、「地域医療支援病院」として、地域の医療機関との連携強化を図り、救急・急性期・高度先進医療を提供し、武蔵小杉駅や元住吉駅を中心とした地域の中核的病院として機能の提供を図っております。

平成28年4月から「地域がん診療連携拠点病院」、「がん疾患」に対する専門的な医療機関として位置づけられており、化学療法や放射線治療も積極的に実施しています。地域保健医療計画における専門的医療を担う病院として、脳卒中、糖尿病疾患あるいは周産期医療に積極的に取り組んでいます。

更に、当院は政策病院としての機能の強化も図っており、「勤労者リハビリテーションセンター」、「勤労者脊椎・脊髄・腰痛センター」、「働く女性メディカルセンター」等専門センターを設置し、労災疾病に関する高度・専門的な医療を推し進め、勤労者の疾病と職業生活の両立に向けた支援を実施しております。

「災害拠点病院」としての認定も受けており、災害時には迅速かつ的確に重症者を収容する訓練を繰り返し行う一方、DMATと呼ばれている救護チームの派遣を行える体制を整備しています。

以上のように、地域における中核的病院としての役割あるいは勤労者医療の推進等実施し、職員は常に「いかに地域に貢献できるか」「社会のために何ができるか」を考えて活動しております。私たちはみな、患者さんにとって自分は何をすべきかを問い続ける医療のプロフェッシナルです。当院の理念である「患者中心の最善の医療の提供」が病院職員の根底に根付いていることは言うまでもありません。

これからもこの理念を基づいて、全職員が安全で安心な医療を提供してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

関東労災病院

〒211-8510
神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
(最寄り駅:元住吉、武蔵小杉)
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